8回目の調停
前回の続きです。
もう今日何も進展がなければ調停不成立にしてもらおうと言う強い思いで裁判所へやってきました。
夫は今日は裁判所に来ているようです。調停委員が会うなり、
「夫の態度が今までと全く違う、離婚にかなり前向きな様子だ。」
と驚いた様子で言ってきました。そして今日も夫と調停委員の話し合いからすることになりました。私の順番になり、部屋へ入ると
「面会も月一回、数時間で同意しました。調停を早く終わらせたいようです。」
と調停委員がいいました。４～７回目の調停では延々と文句を言い、子供との面会だけは絶対譲らないとまで言っていた夫にどのような心境の変化があったのでしょうか？もしかして不倫相手が妊娠したのかとも思いましたが、もうそんなとこはどうでも良く、とりあえず調停調書に書く条件について細かく決めて行く事にしました。
- 慰謝料無し
- 財産分与無し(共同名義分と元々私が所有していた家具家電は私が全て夫に与える)
- 子供との面会は月1回、数時間
- 養育費月5万円
この条件で行きたかったのですが、夫が養育費を3万円に減らせと主張してきました。婚姻費用として5万円を支払うことに3回目の調停で合意していたのですが、夫の現在の収入では厳しいと言うのも納得できましたし、何より離婚を今すぐにでもしたかったので養育費3万円に減額に同意しました。
実際にこの時点でも5万円の婚姻費用を毎月は支払えておらず、養育費を5万円にしたところで未納分がどんどん増えていくだけで、それですらストレスの原因になりそうでした。
今日の夫はいつもとは違い、話し合いがやっとまともにできる状態だったそうです。
あくまで私の予想ですが、ただ単に調停に飽きたから離婚話を前向きにするようになったのではないかなと思います。
夫は本当に気まぐれで、あることにすごく執着していたかと思えば、ある日突然どうでもよくなったりするので結婚していた私ですら夫の行動を予測するのは不可能でした。むしろ毎回予想していたことと逆のことをされるのです。本当に私達は相性やタイミングと言うものが悪い夫婦だったのだと思います。「なぜ結婚した？」と言われればそこまでですが･･･。
今日は順調に話し合いが進みましたが、
「別居を開始してから半年以上子供に会っていないので一度会いたい。」
と夫に言われ、それもそうだなと思い、一度子供と会う日程なども話し合っていたので調停調書を作成するまでに至りませんでした。ですが今日のような夫の態度だったら、今まで色々ありましたが最後は友好的に離婚できるような気がしてきました。
とりあえずおおまかな離婚の条件と、おそらく最後になるであろう次回の調停の日程、その調停の前に夫と子供の面会の日時を決めて8回目の調停は終わりました。その日は久々に穏やかな気持ちで眠りにつくことができました。
