choccy’s メモ

国際離婚・調停の備忘録

2回目の調停

choccy.hatenablog.com

↑の続きです。

 

※調停中の事について書く時は元夫のことを夫と記述しています。

 

2回目の調停も無断欠席か

前回の1回目の調停では無断欠席した夫。その後、私からは夫に連絡をしていないし、夫からの連絡はブロックしているので、夫との意思疎通は全くできていません。

「できれば今日も無断欠席して、調停不成立になって欲しい

そんな思いで裁判所にきました。今日も弁護士と待ち合わせをして受付を済ませて私達に割り当てられた部屋へ行きます。調停委員の男性が、

 

今日は相手方(夫)きてますよ。まず夫側に話しを聞きますので待合室で待っててください。」

 

と言いました。かなりがっくりしました。どうしていつも私が望むことと逆の行動ばかりするのだろうか。とっくに夫の事は嫌いになっていましたが、さらに嫌いになりました。

夫と調停委員と夫の話し合い

 弁護士と待合室に移動しました。通常調停には一部屋の個室が割り当てられます。調停委員は個室から移動せずに、申立人と相手方(調停を申立てられた方)が別々にその個室で調停委員と話しをして、調停委員と会話をしていない間は待合室で待機という形になります。

しかし私は夫と顔を合わせないですむように事前に手続きをしていたので、その場合は違うフロアに一部屋ずつ、合計二部屋が割り当てられ、絶対にお互いが顔を合わせることの無いように手配してくれていました(個室は二部屋ありますが、なぜか待機中はそれぞれ待合室で待つことになっていました)。

待合室は長いすが並んでいるだけで殺風景ですが、それ以上に負のオーラが漂っていました。1人で座っている人や、弁護士らしき人と来ている人がいました。待合室の中は会話は自由でしたので色々と暗い会話が広げられていました・・・。

 

「夫が今日来てますが、これからどうなるのでしょうか?」

 

と弁護士に聞くと

 

「相手の主張次第ですが、とりあえず今回出席してますので調停不成立にはならないと思います。」

 

と答えが。やはり・・・これから調停を続けていくなら、この一ヶ月は何の進展もない無駄な一ヶ月だったことになります。スタートからかなりテンションは下がりました。

 

私の順番に

 

調停委員の方が待合室に私達を呼びにきました。夫がなんと言っていたか聞くと

 

前回の調停は単純に日程を忘れていた

 

と・・・。本当にいい加減すぎますね。そして離婚に対して夫はなんと言っているか聞くと

 

自分の言い分ばかりで、こちらの質問に全く答えないんです。離婚に同意するっていうから条件を聞いても答えず文句ばかりで・・・。何度も言って、やっと条件を聞き出しました。」

 

そして夫の出してきた条件が

 

①慰謝料は払わない

②親権は私でも構わないが、子供の名字は離婚後も夫の名字から変えないこと

③子供と最低月に一度は会わせること

 

たったこれだけの条件を聞き出すのに30分以上かかっていました・・・。

 

調停自体に納得できない夫

 

そして女性の調停委員の方が

 

「調停を申立てられたことにすごく納得できない様子でした。

もう何度説明しても私の言う事を聞かず、自分の話ばかりするんです。」

 

と、かなり疲れた様子で言われました。

 

「今まで私が話し合おうとしても、今日のように人の話を聞かず、最悪手をあげられるので調停のような場でないと話し合えないんです。」

 

と、私が言うとかなり納得された様子でした。

 

最終的に

 

2回目の調停でも結局何も話が進まず、決まったのは次回の日程だけでした・・・。本当にこの時は気分が重く、家に帰りたくなかったです。

離婚を決めてから実家に戻っていたのですが、両親も一刻も早く私に離婚して欲しいようで、調停の進み具合を聞かれるのですが、何も進んでないと伝えるのが辛かったです。

特に父親は暴力的な夫にすごく怒っていました。別居する直前に警察沙汰になり、私と子供が警察に保護された時に

 

「弁護士でも何でもいいから依頼して、すぐ離婚しなさい」

 

と真っ先に言ったのが父でした。

1回目、2回目の調停で何も進展がないまま、一ヵ月後の3回目の調停まで待つしかありませんでした。